趣味と育児の日々

8割趣味、残りが育児(予定)

結婚式の思い出

こんな記事を読んだ。なんか式場探しサイトに飛ばされた。

www.higashi.site

 

ふと、私と妹の結婚式を思い出した。

 

私の結婚式

私は結婚式を挙げたが、理由は関東に固まる私の親戚と、九州に固まる妻の親戚を顔合わせする機会がココしかない! と思ったからだ。自分達より親戚を重視する夫婦です。はい。

なので、アクセスの良い東京駅近所のホテルで挙げて、遠方の親戚はそのホテルに泊まっていただき、翌日東京観光して帰っていただくと言う普通な結婚式をしました。普通最高。まぁ、親戚だけだと夫婦間での招待客の見栄とか、会社の役職者とか、電報とか、何か良く分からんこと考えなくて済んで楽でした。室内ではなくオープンチャペルで式は挙げれたし(寒い)、食事も引き出物もランク落とすとかしなかったし、なんかトチ狂ってタキシードとドレス着た男女が紛れ込んだ豪勢な食事会って感じでした。

こんな普通な結婚式にしたのは、恐らく先に結婚した妹の式のせいだと思います。

 

妹の結婚式

妹の旦那は警察官。旧来より続く悪しき慣習の下、結婚式には上司を呼ばなければならない。そのついでに同僚がやってきて、酒を浴びるように飲み! 出会いを求めて女性は略奪され! 世はまさに世紀末!! となるらしい(伝聞を意訳した為、若干の差異あり)

妹の旦那はそれは面倒だし、妹もそんなモヒカンヒャッハーと釣り合いの取れる数の生贄女友達を準備するのは大変との事で、考えた末に出た結論が新婚旅行に行きがてら、沖縄のリゾートで挙げる、でした。呼ぶのはそれぞれの両親と兄弟のみ。さすがに妹の旦那の上司のウイグル獄長も沖縄までは来ないみたいでした。

困ったのは参加する家族。往復の飛行機とリゾートの宿泊費はあちら持ちでしたが、それ以外は第一報では何も無し。場所は国頭群。どこ? 沖縄の先っぽ? 知らない。ゴジラ対メカゴジラで描写されていない沖縄の地域とか知らない。キングシーサーの居ない沖縄とかムガール隊長からブランデー取ったのと同じ。

とりあえず妹に言って、レンタカーは出して貰えることに。でも、沖縄自動車道でも途中までしか行けないのね、あとは下道かよ。でも、名護市なら美ら海水族館とか行けるし観光しながら行けば良いかな? とか思ってたら、妹達の新婚旅行の都合で顔合わせとかのスケジュールがギッチギチ。空港着→レンタカーかっ飛ばす→リゾート着→色々という流れに。そして帰りの飛行機も、リゾートから走って即空港に行って乗るタイトなスケジュール。こっちも新婚旅行か? と思ったがこれは航空料金の違いらしい。もっと酷い。

そんなこんなで当日。A&Wにも行けず、急いでレンタカー走らせてリゾートに到着。到着寸前まで人気が無い廃村を走っているようで不安でしたが、さすがにリゾートは豪華。目の前には綺麗な砂浜と海!(2月)、周りには人家が無い、まさに人里離れた隠れ家的リゾート。本当に何もない。食事する場所もリゾート併設のお高いレストランか飲み屋しかない。こんなんならコンビニでビールでも買ってから来れば良かったと後悔。

そして翌日、昼に妹達の結婚式&食事会が行われて14時くらいに終了。季節外れの海に行っても寒いので、コテージに引きこもり売店の安くないビール飲みながらTVで映画『大脱走』観て、併設の飲み屋で泡盛飲んでベロベロになって寝た。そして翌日、妹達は沖縄観光して、その後、飛行機で石垣島に行くとか言っているのを聞き流しつつ、両親乗せてレンタカーで那覇空港へ。着くとやけに混んでいる。どうやら雪で欠航らしい。

参考 → 平成26年豪雪 - Wikipedia

 

おいおい、どうするんだよ?

帰れるの?

今日どこ泊まるの?

明日のワンフェス行けないじゃん!

 

と混乱しましたが、それ以上に混乱する両親ほっとけないので、カウンターで翌日の飛行機への振替手続きをし、ネットでホテルを予約。両親を連れてホテルにチェックイン。と書くとさっさと終わったようだけど、

  • カウンターで仕事が出来ないとヒスるおばさんが居て大幅な時間ロス
  • 周りから聞こえてくる「JALよりANAの方が早いから振替より払い戻してANAに行け」と言う高度な情報戦
  • セントレアまでは飛ぶからそこから電車で行こうと言う父からの迷案
  • 関空までは(以下略

と色々あったので、心も身体もクタクタになりました。せっかくだからステーキ食べたかったけど、そんな元気も無く、両親の希望で沖縄なのに普通の和食処で天ぷら定食を食べました。やっぱ落ち着くわ~とか両親は言ってるけど、そもそも沖縄着いてから沖縄料理一回も食べてないのに、何に落ち着いたのだろうか? ちなみに天ぷら食べながら航空会社のサイト見てたら、振替より早い便のキャンセル出たので速攻予約。沖縄の天ぷらは凄い!

そして翌日、予約した便に振替を変更し、帰りの心配も無くなった家族は、首里城行ったり、沖縄そば食べたり、国際通り歩いたりして楽しんだ後に飛行機で無事帰宅しました。妹は何事も無く石垣島に渡り、陶芸してたそうです。割れろ。

その後、妹は関東で自分の友達だけ呼んでクルーズパーティーしたりして、親戚への挨拶は一切無し。各方面から文句も出て、結果、私の結婚式は最初に書いたような物になりました。

 

つまり、どう言う事?

招待客の事とか考えずに、自分達が満足する結婚式挙げると、自然と招待客にも想い出(良いかどうかは別)が出来るから気にすんな。