趣味と育児の日々

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トゥームレイダー ファースト・ミッション 4DX2D(吹替版)を観てきた(ネタバレ無し)

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寒かったけど、頑張って観てきた。

週中の休日で悪天候の為、映画館は凄い人だかり。4DXなのに満員御礼状態。こんなの初めて!(いつも平日夜とか休日朝一なだけかも)

 

トゥームレイダーと言えば、アンジェリーナ・ジョリー出世作「超ミニのホット・パンツをはいたバカ女」(本人談)がイメージ通り?なのか2作目も公開されたが、個人的には、地上波での釈由美子の吹替で悶絶した記憶しか無い。

しかし、アンジェリーナ・ジョリーだからこそ許されるスタイリッシュアクションは良かった。スタイリッシュ過ぎて、もう事前に遺跡と入念な打ち合わせしてるだろ?ってくらい。これはトム・クルーズの不可能ミッションとタメはれるくらい。そこそこチートな設定だって、アンジェリーナ・ジョリーだから許される。ブラッド・ピット、アンタじゃ駄目だw

 

一応、観るまで前情報を入れていなかったが、どうやら2013年発売のゲームの映画化の様だ。知らない間にリブートされていた模様。

www.tombraider.jp

既に2作出ていて、3作目の完結編も発売されるとか。ゲームの方はポリポリの頃のイメージが強すぎるw

 

肝心の映画の方だが、こちらもゲーム同様にリブートされている。伯爵家の令嬢が秘宝を求めて遺跡で華麗に大暴れではなく、世界の平和の為に泥臭く戦う女性になっている。なんかミラ・ジョボヴィッチっぽい。弓で戦う姿はもはやバイオハザード5のシェバ。段数無限の弓にはお世話になりました。

ファースト・ミッションなので華麗さが無いのは分かるけど、場末のジム通って、バイク便で働いて、金欠で形見も質に居れるララ・クラフトは今風なのか疑問。先々のピンチもララの技術と言うよりラッキーによる物が多めなので、憧れる物では無い。オマケに秘術で世界征服をもくろむイルミナリティトリニティまで出てくるので、空気はまるでスプリガン。トライデントかな?ゲームも同様のリブートで人気出ているようなので、一般ウケは良いんだろうけど、普通に寄せたララ・クラフトってのはやっぱなんか違う気が。

舞台は邪馬台国w 実は日本の近辺にある絶海の孤島に卑弥呼の墓が!そこには弥生時代には不釣り合いな中国式な墓が! 銅鏡持ってたけど、卑弥呼の装飾は弥生時代では無い!と言うか、墓までのトラップ等は東南アジア系だし、航海技術凄いな!この映画での3世紀は! なんてツッコミどころは、映画なので気にしない。インディージョーンズで考古学を志しても、まんま信じる人は居ないだろうし。というか、謎の組織相手とはいえ、ヘリがあんなに余裕で入り込まれている日本の扱いって……

あと、出演者もララとサポート役の中国人(出番少なっ!)以外は髭のオッサン多数。ララに華やかさが無いので絵柄が地味。絶海の孤島だから仕方ないけど、モブの傭兵達の方が身だしなみ整っているってどうなの?偶に見分け付かなくなった。

考古学物に付き物の謎解きはあっさり。大概は説明無しで解かれ、唯一悩んでいたのは総当たりでクリア。まぁ、観客に脳トレさせても仕方ないしね。

4DXは中盤までは水しぶきがとにかく多い。フラッシュやスモークも合わさって臨場感最高。それだけに、終盤墓所に入ってからの物足りなさは残念。動きはするけど派手さが無い。泥臭いヒロインだから仕方ない。アンジェリーナ・ジョリーなら座席1回転させてたw

吹替はゲームと同じなララ役の甲斐田裕子(マリーダさん)他、実力派で固められてて良かった。悠木碧まで居たし。エンドロールで急に流れるE-girlsが変に声当てて無くて良かった。

 

アクション映画として、気軽に見に行くにはお勧め。旧来映画やリブート前のゲームファンには少し残念かも。あと、映画ザ・ロックファンにはお勧め。フライ大尉ファンには悶絶物。

 

謎の組織とか伏線広げまくったから、次回作考えているんだろうけど、どうかな?正直、単発で終わる気が……

 

 

 

映画原作。

 

 

続編。

 

武器w 雪山じゃないからハンマーだったのかも。でもピッケルにしか…… もしかして最新式のバール?

 

世間一般のララ・クラフト像。