趣味と育児の日々

8割趣味、残りが育児(予定)

サンライズフェスティバル2017翔雲 ベターマンに行ってきた

www.sunrise-inc.co.jp

ベターマンじゃ仕方ないので、仕事定時上がりでダッシュで行ってきました。

会場は新宿TOHOシネマズ。

www.tohotheater.jp

KINEZOじゃなきゃろくに割引効かないバルト9よりはマシなシネコン。完成して時間もそれほど経ってないので綺麗です。3階なのでエスカレーターでもすぐ着きます。レストランフロア通って別のエスカレーターに乗らなきゃいけないバルト9って……

 

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イベントのパネル。ゲストの方々のサインが書き込まれています。

 

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こっちはベターマンのポスター。出演者のサイン入り。これが欲しかったw

 

劇場内は綺麗で、椅子はフカフカ、ドリンクホルダーも大き目で傘挿しも前の席にあるので邪魔になりません。

客入りは作品人気もあってまばらな入り、3割は埋まってたかな?その少ない人数がみんな真ん中ら辺に集まってました。

軽いアナウンスの後、上映開始。上映されたのは全部で4話。

  • 第一夜 闇-YAMI-
  • 第二夜 声-KOE-
  • 第六夜 霊-KODAMA-
  • 第七夜 力-FORTE-

闇編とバイオ編の最初の2話づつ、どでかチカちゃんとベヘモットが被害者です。

個人的には後半2話は十三~十四夜が良かった。イカロス・メデューサヘラクレス戦とそこからのキングベヘモット登場での絶望→ベターマン・フォルテが辛くも勝利→新たな希望と共に日の出なENDは1クール目の締めとしては完璧だったし。

ちなみに上映前には番宣スポット、二夜と六夜の間には三~五夜の次回予告が流れ、七夜終了後は最終回までのエンドカードが連続で流れました。大画面の火乃紀は未だにエロく、十九夜エンドカードとかマジでヤバい。そりゃ、ガレージキットも出るわ。買ったし。

 

上映終了後、サンライズのスタッフさんの挨拶と共に、特別ゲストの米たにヨシトモ監督が「命クラゲ」言いながら登場。監督ハEDノ歌手ト関係ナイノニオカシイネ。

そのままトークショーに。

  • 上映する4話を選択した理由として、そうそう劇場の大画面でベターマンを見れないので、話が繋がっててアクションが派手な話を選んだ。それでいて単独で観て分かる話。
  • 最近ダウン症の研究で『アルジャーノン』って単語が出てきて、やっと世界が追い付いた気がした。
  • EDの歌詞見て、作曲してくれた田中公平さんに「意味分からん」と言われた(笑)
  • 放送大学をよく見ていた。当時はニュートンより早く世界の科学情報を大学教授自ら教えてくれるコンテンツだった。
  • 当時は合法だったマジックマッシュルームとかにも興味があって、文献とかを読み漁り、認識論にたどり着いた。そういうのがこの作品を作るキッカケになった。
  • EDの『鎮 -requiem-』は、当時アニソンがタイアップばっかで死にかけていたので、どうせならこの作品でしか歌わない歌手にオリジナルを歌ってもらおうと思い作った。制作環境はスーパーファミコンの音楽ツクールかなでーる。
  • OPの『ユメノカケラ』は、民族的な感じを出したくて新宿に居たアンデス音楽を演奏しているグループに声をかけてみたが、怪しまれて断られた。その後、ビクター(現 フライングドック)の人にウヨンタナさんを紹介してもらった。
  • 次回予告のハミングは、収録中になんとなく録ったのが思いのほかよかったので、そのまま使う事になった。
  • 想い出のあるキャストは蒼斧蛍汰役の山口勝平で、今日も暇だったら来なよと誘ったが、約20年も経つとみんな偉くなって忙しくなった。
  • 紗孔羅役の岩男潤子さんは、次回予告のナレーションを「こんなに恐く出来るんだ♪」と毎回喜んで収録してた。
  • この作品がアニメのビスタ・サイズ第一号で、当時は「なんで上下に黒い部分が出来るんだ。ビスタの時代が来るわけないだろ」と言われるようなブラウン管テレビの時代だったが、今じゃご覧のとおり。これもやっと時代が追い付いたんだと思えて嬉しい。
  • 元々はもっと荒唐無稽な作品で考えてた。湯浅正明監督のような。
  • ガオガイガーとのリンクは、最初は正直あんま考えてなかった。牛山次男スターシステムで出す位で。
  • 予算もそんなに無かった。OPの海中の実写も当初は自分で撮ろうと思い、カメラとか色々準備しようと思ってたが、最終的には映像を無償で提供してもらった。おかげで他に予算を割けた。
  • 自分が手掛ける作品のOPで実写をよく使うようになった。(まりメラFF:Uバチカン
  • この作品はスポンサー受けは良かったが、TV局は厳しかった。火乃紀の太ももとか。
  • こんな大画面で観れる機会もあったし、いつかはより高画質で見れるようにもしてみたい。

 

その後、抽選会。景品は番宣ポスター5枚と『覇界王 〜ガオガイガーベターマン〜』のサイン入が2冊。

覇界王~ガオガイガー対ベターマン~ 上巻 (モーニングスターブックス)

覇界王~ガオガイガー対ベターマン~ 上巻 (モーニングスターブックス)

 

チケットで抽選かと思ってたが、まさかの監督とのジャンケン大会。監督の執拗なチョキ縛りにあえなく敗退。グー出せばよかった……

 

最後は拍手で監督を送ってイベント終了。ベターマンのイベントなんて人生であと何回あるか分からないので、貴重な体験だった。

残念だったのはBD-BOXの告知が無かったこと。いつか欲しいな~ まぁ、監督も最後おっしゃってたし信じて待とう、「次の夜までサヨヲナラ……」って。

 

ユージン製?のフィギュア付だった気がする。

 

ベターマン サントラ(1)

ベターマン サントラ(1)

 
ベターマン サントラ(2)

ベターマン サントラ(2)

 

最終回のEDはサントラ2じゃなきゃ聞けないはず。

 

ベターマン ワーズン・ワールズ (Best perfect guide)

ベターマン ワーズン・ワールズ (Best perfect guide)

 

黒い本と青い本。この2冊読めば大概分かる。

 

イヤホン必須のCDドラマ。2はアニメ終了後を語ってたりもする。

 

Amazonビデオでも配信しているので、是非観てください!