趣味と育児の日々

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僕のワンダフル・ライフを観てきた

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原題は「A Dog's Purpose」、字幕的に言うなら「犬生とは」だろうか。

公開初日の夜に行きましたが、なかなかの人入り。新宿ピカデリーの中規模スクリーンですが、7割は埋まっていたかも。そして、客層は普段あんまり映画館で合わないような人が多いです。そう、犬好きです。それだけ、犬好きの人に期待されていた映画なのでしょう。

監督は以前ハリウッド版ハチ公を撮った人らしく、おかげで犬の描かれ方が素晴らしかった。犬好きも満足であろう。やっぱ、題材となる物が好きな人は上手に撮る。

ストーリーは宣伝とかで書かれているように、犬の輪廻転生を経て、犬の生きがい『犬生』について考える映画。今流行の異世界もの?強くてニューゲーム?恐らく数代前は人間だっただろってくらい良い犬です。

以下、感想

  • 前半メインのレトリバーに転生する前に、一度野犬に産まれるが、すぐに野犬狩りに捕まって死亡。ここから『犬生』について考えるように。
  • そのレトリバーもペットショップから逃走→ごみ収集業者に捕まって売り飛ばされる事に→炎天下の中、車内に放置で死亡寸前と不幸体質。そこに飼い主のイーサン君とママが駆けつけて救出。ママはヒールでガラス割るカッコよさ。
  • イーサン君はキャプテンアメリカのコミック読むような良い子。パパは営業職、ママも働きに出ていて、夏の休暇には母方の実家に長期で泊まりに行くような一般家庭。パパは内勤に移りたいらしくてイライラ気味、犬メインなので描かれませんが、端々で夫婦仲のギクシャクさが分かります。
  • 母方の祖父が、テーブル下の犬にベーコン上げるシーンを見て、万国共通なんだなとホッこり。家の祖父も猫だけど同じようにあげていた。
  • パパの大切なコイン食ったりして、外に追い出されたりもしたけど、なんだかんだ大きく育ち、気づけばイーサン君も高校生に。アメフトやって典型的なジョックに。スクールカーストの頂点ですね。丁寧な映画なので一度持ち上げます。落とす気満々です。でも、好感の持てるジョックです。我々はステレオタイプのジョックとクイーンビーに毒され過ぎた。
  • 彼女のナンパも犬の手助けで上手く行き、ソーセージ28本犬に食べられたりしたけど、幸せの絶頂のイーサン君。でもパパは仕事をクビになったのか酒びたりに。典型的な家庭崩壊の風景だ。頭にきたイーサン君はパパを家から追い出します。そろそろ頂点でここから位置エネルギーで落ちていくだけ。
  • 案の定、大学へのスポーツ推薦が決まった夜、友人の逆恨みで自宅に放火。脚を怪我してしまいます。おかげで推薦もパー。イライラで彼女とも一方的に別れ、農業学校へ進学する為に犬とも別れる事に。おいおい、急すぎじゃね?
  • 犬を振り切って車で去っていくイーサンだが、犬は畑をショートカットして車に追いつく。前半の最初の感動シーン。既に嗚咽が聞こえてくる。
  • やはり、飼い主と分かれると急に犬も老け込み、腎臓の病気で亡くなる。死ぬ間際にイーサンが駆けつけ、充実した『犬生』だったと感じる犬。劇場の嗚咽も高まる。
  • 生まれ変わったらシェパードのメスに。警察犬として生きる。真面目な警官と組んで活躍していたが、警官の方はイーサン同様不器用なようで家庭は崩壊している模様。ペット飼う人はそんな人ばっかなのか?
  • 少女誘拐犯人を追い、川に落とされた少女を救った後に撃たれそうになった主人を庇って撃たれる犬。真面目で楽しくなかったけど、人の役に立てて満足な『犬生』だった。
  • 通算4回目はコーギー。人付き合いの苦手な女性が飼い主。
  • とにかくよく食う。ポテチ、ピザ、アイス。おかげで太る犬。でも飼い主はそんなに太らない。ナニコレ?体質?
  • 運動しに行ったドッグランでデカい犬ロクシーに一目惚れ。知り合った飼い主同士も仲良くなって結婚。この時のシーンは、アメリカンドラマで冴えない学生が学校のマドンナに見惚れるシーンに似てます。ドゥーンバッ!ドゥドゥバッ!って感じのBGMでスローモーションなアレ。
  • その後、飼い主の子供にもみくちゃになりながら育つが、ロクシーが死に、自分も老いて眠るように死亡。人に愛されながらも幸せな『犬生』だった。
  • 最後はセントバーナード。しかし、拾われたのは鼻ピーの若干イカレた女性。旦那も酒飲みで典型的な貧困層。拾われてスグに外に繋がれ、遊ばれる事も無く、ある日捨てられます。今までの幸福分の不幸がドカンと来ます。なかなかありません、拾われた瞬間に「こりゃ、アカン」と思ってしまう飼い主は。
  • しかし、犬は彷徨う内にドッグランでイーサンの彼女そっくりの女性に出会います。彼女の娘です。同じ人が演じてるとか言わない。ご都合主義結構。家に着いて行くと、さすがはチート犬。前世の記憶を辿り、イーサンの牧場に向かいます。レトリバーとバーナードと犬種は違いますが、同じ構図で畑を走ります。物語の結末に急加速していき盛り上がります。
  • イーサンは牧場で一人暮らししていました。すっかりオッサン。結婚もしてないようでした。犬は何とかしてイーサンに飼ってもらいました。子供の頃と同じ店で首輪を作ってもらってます。実はキーアイテム。
  • すかさず彼女の家に行き、首輪アピール。首輪の飼い主名を見た彼女は、犬を送りがてらイーサンの家に。犬の後押しもあって見事に復縁。チート犬凄まじい。この時、イーサンがレモネードを振る舞うんだけど、アメリカの田舎=レモネードってのは間違ってないんだな。田舎はレモネード。レモネード出せば田舎。都会は何?
  • 残りはイーサンに昔の犬だと気付いてもらう事だけ。昔投げてもらっていたラグビーボールを持ってアピールする犬。昔やっていた芸を見事成功させて、イーサンに生まれ変わりだと確信させる。見事な結末。劇場の涙腺も崩壊。長かったな~と良く分からん感動も。親戚のオジサン気分。
  • かくして『犬生』とは『今を楽しんで生きる事』と悟る犬。話はここで終わりだが、次も犬に入れ替ったのだろうか?それともいい加減別の生き物になるのだろうか?しかし、『犬生』とかいう言葉、ビーストウォーズの『ネズミ生』並のパワーワードだな。テロップ出なくて良かったw
  • とにかく、上映後の女性トイレの行列が凄かった。それだけ、犬好きの人にはストライクな作品のようだ。もちろん、犬好きじゃない人も充分楽しめる映画です。少女マンガ原作の映画観るよりも良いデートムービーです。エイリアン:コヴェナント観るなら、こっち観に行きましょう。アレ見たら食事にも行けません。

変にあざとさの無い、良いペット映画でした。