趣味と育児の日々

8割趣味、残りが育児(予定)

メイドインアビス 最終回上映イベント に行ってきた

miabyss.com

可愛い見た目と裏腹に、エグイ内容で評判のアニメです。

最終回先行上映&トークイベントがあったので参加してきました。ちなみに3800円。新宿ピカデリーのイベントは大体この価格だが、若干高い。

 

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4階のスクリーン1で開催。ここの一番大きいスクリーンである。580席がほぼ満席なので、まぁまぁの人気。

バルト9の最大スクリーンが429席、TOHOシネマズ新宿の最大スクリーンが499席なので、飛び抜けてデカい。

 

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そんな大画面。凄い迫力だが、そんなアニメじゃない。

 

時間になり上映。最終回は1時間。大画面で見せられる悲劇、所々から聞こえるすすり泣き。なんちゅうもん見せてくれるんだ。

原作を読んでいないから分からなかったが、約3巻くらいの所で終わったらしい。既刊6巻なので、もう1クール分はあるのかな?

 

上映が終わった後、明るくなったら拍手が発生。その後トークショーに移行。

登壇者はリコ役の富田美憂さん、レグ役の伊瀬茉莉也さん、監督の小島正幸さん、プロデューサーの山下愼平さんの4名。進行はナナチ役の井澤詩織さん。

内容が内容だけに、テンション下がり気味だけど、トークショー開始。時間は30分。

  • 企画は2014年の冬には動いていた。プロデューサーは2巻を読んで、すぐに竹書房にコンタクトを取った。監督も話を貰った際に1巻を読んでやりたいと思ったが、すぐに返事するとカッコ悪いと思って一回持ち帰った。
  • 3話のラストに流れた曲が、最初に作られた曲。音階が上から下に下がっていく感じがアビスに潜るイメージ。当初はこれを1話に流す予定だったが、雰囲気が暗いので別の曲に変えてもらった。
  • OPは最初はアーティストで行くつもりだったが、内容を知っている人に歌って貰いたいので関係者に歌って貰う事に。結果、リコとレグに。
  • OPを歌う2名はプレッシャー凄かった。特に富田美憂さんはビブラート効かせすぎたのでNGになった。
  • EDにはナナチも登場。歌は10話からだけど、映像には1話から居た。ストーリーが重いので、せめてEDは明るくしようとした。
  • 描かれる料理が美味しそう。
  • それも含めて美術が凄かった。監督も「いつまでこのクオリティでやるの?」と驚いたらしい。伊瀬茉莉也さんのお気に入りは1話でレグが倒れた所から一気にアビス全体が描かれる部分。詳細はBD/DVDに付属の特典参照。
  • 原作だと余り降りるのシーンが無かったので、レグの腕でロープーウェイの様に横移動するのはアニメで追加した要素。
  • マルルクについては、アニメで追加した台詞で『男の子』か?と描写したが、結局は不明。
  • プロデューサーはマルルクがお気に入りでスクリーンに映し出されたマルルクをガン見。可能ならマルルクの1日を作りたい。
  • ライザは素敵。富田美憂さん的にはこの母ありきでこの娘。
  • ナレーションはライザの語りでも、普通のナレーションとしてもどちらで受け止めてもらっても良い。ナレーションを考えたのはシリーズ構成・脚本の倉田英之さん。
  • 呪い除けの籠は豆腐じゃないw
  • 富田美憂さんは敢えて呪い除けの籠の事を考えずに演技をした。そこで初めて知った感じを出したかった。
  • 9話の大断層はオリジナル。脚本の倉田さんに原作者のつくしあきひと先生で書かれた内容。作画も多かったが、ネリタンタンのせいかも。
  • 10話からはカロリー使ったと監督。伊瀬茉莉也さんも分かっていたけどタマウガチ出てきて腰が引けた。今でも脂汗出る。腕を切るシーンは3,4回収録した。そんな中出てきたナナチは救世主。
  • 井澤詩織さんは10話からの登場だったが、内容だけにプレッシャーだった。語尾の表現が大変。
  • 監督もナナチの口が動物なので喜怒哀楽の表現が難しかった。ジト目だし。
  • ミーティを殺して欲しいと言われた時にとても自然に「え?」って声が出たと伊瀬茉莉也さん。
  • 最終回ED後については入れるか迷ったが、入れた。このカットは原作者のつくしあきひと先生に描いていただいた。
  • 続編があるかはBD/DVDの売上次第。BOX仕様なので話数単価は安い。海外とかでの配信の評価も高い。監督も完結していないので続きは作りたい。伊瀬茉莉也さんもボンドルド倒したい。

こんな感じでトークショーは終了。

上の階のプレミアムシートには倉田英之さんや美術の増山修さん、音響の山田陽さん、そして原作者のつくしあきひとさんが来ており、スタッフにも愛されているアニメなんだとしみじみ思った。それだけに、続編が円盤の売上次第と言うのが辛い。

アニメ作品が多すぎるし、お金も分散かヒット作に集中してしまうのだろう。パチンコで人気出てもアクエリオンエウレカみたいになるし。個人で出来るのはせいぜい円盤やグッズ買うくらいか。辛いな。

 

これの売上で続編が決まる。

 

メイドインアビス 2 (バンブーコミックス)
 
メイドインアビス 4 (バンブーコミックス)
 
メイドインアビス 5 (バンブーコミックス)
 
メイドインアビス 6 (バンブーコミックス)
 

原作。これも売れて欲しい。

 

TVアニメ「 メイドインアビス 」 オリジナルサウンドトラック
 

OPとED、そしてサントラ。音楽も結構良いからおススメ。